東進ハイスクールの運営会社である「ナガセ」が、中学受験専門塾の老舗「四谷大塚」を買収しました。四谷大塚買収の真意と今後の事業展開について、「日経産業新聞」のインタビューに対して以下のように答えています。
「ナガセは講義の映像を全国のフランチャイズ校などに配信、四谷大塚も教材や試験を提携塾に販売している。両社はいずれも教育コンテンツの開発が事業の主体で業態が似ている。」
「四谷大塚には暫くは現在の事業を継続してもらう。ナガセの事業にどう組み込むかは今後検討する。四谷大塚の授業の映像をナガセの衛星配信システムに乗せ、提携先の塾に配信することも考えられる」
「四谷大塚の教室を首都圏で拡大するとともに地方展開も検討する。四谷大塚は開発した教材を提携塾に販売し、自らの教室展開は15校にとどめてきた。ただ、国私立中学校の受験人気を考えると、15校という教室数は少ない。四谷大塚が開発した試験の地方開催も需要が見込める」
「四谷大塚がこれまで進めてきた手法をすべて踏襲する必要はない。新たな教室展開や新設する場所の選定は、事業性を適切に判断して決める。その結果、提携塾が教材の売買契約を打ち切っても仕方ない」(「四谷大塚の教室展開を進めると、提携塾と競合するのでは。」という質問に対して)
「小学生から社会人まで幅広い層を網羅する教育体制を整える。足りない分野は今後も買収などを活用して追加する。三年後には経常利益百億円(06年3月期は23億円)を目指す」
(日経産業新聞-2006年10月12日)
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