2006年10月に四谷大塚を買収し傘下におさめた「東進ハイスクール」を運営する株式会社ナガセが、学習塾に向けた新たなネットワーク「四谷大塚NET」の開設を発表しました。
<プレスリリースの内容>
東進衛星予備校のネットワークと、四谷大塚の教材、システムを 活用し、中学受験の新しいネットワーク、 「四谷大塚NET」を開設することといたしました。
東進衛星予備校の加盟校は、小中学生部門を持つ地域の有力塾が多く、日本最大規模の教育ネットワークを構成しています。一方、昨年10月より当社グループとなった株式会社四谷大塚は中学受験指導のパイオニアとして、高い評価と信頼を保ち続けている「予習シリーズ」などの教材や、中学受験模試の定番である合不合判定テストなど、高いコンテンツ力を有しております。 「四谷大塚NET」はこれらを総合することで連結グループとしてのシナジーを高めることを企図しております。
「四谷大塚NET」は、新しいニーズに応えた基礎レベルの充実や、ITを活かして、タイムリーな答案返却を実現するなど、より学習効果に配慮した形で展開する予定で、売上高は初年度10億円、次年度20億円を見込んでおります。
■「四谷大塚NET」を開設する。株式会社ナガセが販売管理を行い、株式会社四谷大塚がコンテンツを提供する。
■「四谷大塚NET」の特長
①加盟塾に対する、教材と「週例テスト」等のテスト、評価システムの提供
②基礎学力に重点を置いたα(アルファ)コースの新設
③インターネットを利用した、採点結果の翌日返却と解説授業の提供
(プレスリリース-2007年5月24日)
<考察>
ナガセは買収後の事業戦略として、東進ハイスクールのフランチャイズネットワークである「東進衛星予備校」とのシナジーを表明していました。今回の四谷大塚による新ネットワークは、その一環と考えられます。
これまで、四谷大塚は、テキスト・テスト・カリキュラムを使用する提携ネットワーク「YTネット」を構築してきました。その結果、四谷大塚の準拠塾・提携塾の生徒数は四谷大塚本体を上回るほどの数になっています。
新しく開設された「四谷大塚NET」とこれまでの「YTネット」がどのような関係になっていくのか(統合されるのか)が今後注目されます。
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