都道府県の私学協会などの取り決めにより、毎年、中学入試の開始日が決まっています。「入試解禁日」を設定しないと、優秀な受験生獲得の為、「青田買い」に走る中学校が出てくる可能性があるからです。
海外帰国生対象の「帰国入試」はこの「入試解禁日」にこだわらずに日程を設定できるため、年明け前に日程を設定している例があります。又、推薦入試を導入している私立中学校も、推薦入試を一般入試に先駆けて行う場合があります。
[関東地区の入試解禁日]
東京都・神奈川県の入試解禁日は2月1日、千葉県は1月19日、埼玉県は1月10日です。1月に実施される千葉県の私立中学入試・埼玉県の私立中学入試・東京会場を設定している地方の中学校の入試のことを「1月入試」と呼びます。(1月入試を行う中学校を「1月校」と呼びます)東京都・神奈川県の中学入試が、2月1日以降となる為、1月の千葉県・埼玉県などの中学入試で腕試し(「ためし受験」)する受験生も多くみられます。
[関西地区の入試解禁日]
近畿2府4県(大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県)の中学校は2006年度中学入試から入試解禁日を統一しました。これまでも大阪府・京都府・兵庫県の入試解禁日は同日でしたが、滋賀県・奈良県・和歌山県もこれに合流しました。入試解禁日の同一日程化について、近畿私立中学高校連合会は「関西は、自宅から学校まで1時間以内で通学できる生徒が多い。足並みをそろえないと、共倒れになりかねなかった」と話しています。2008年の入試解禁日は1月19日です。初日に入試日程を設定する中学校が多く、併願が難しくなっています。最近は、近畿2府4県より入試が早く始まる岡山県の有名中学校を「ためし受験」する関西地区の受験生が増えています。
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