中学受験塾の最大手「日能研」は、総称・ブランド名で、会社組織としては、日能研(日能研本部)、日能研関東、日能研関西、日能研九州の4社に分かれています。
4社は提携関係にあり、「日能研」という共同のブランドで、カリキュラム・テスト・偏差値・テキストを共通化して、グループ経営を行っています。又、みくに出版(日能研本部)、クリエイティブスタッフ(日能研関東)、NTS(日能研本部)などの子会社・関連企業が存在します。
最も大きな中学受験市場である関東地区は、日能研(日能研本部)と日能研関東が教室を展開しています。千葉県は日能研本部、埼玉は日能研関東、神奈川の湘南地区は日能研本部、川崎・横浜は日能研関東とすみわけされています。
日能研関東は、現会長の小嶋勇氏が1967年神奈川県の日吉で「日吉英数学園」という塾名で創業しました。日能研(日能研本部)は、故高木知巳氏が1953年神奈川県の菊名で「菊名小学学習教室」という塾名で小学生専門塾として創業しました。その後、2つの塾は、提携関係を結ぶことにし、両社は互いに株式を持ち合い、同じ経営・教育理念のもと、「日能研」という共同のブランドで統一テストや生徒募集広告を出しました。一方で、教室の数や、子どもの合格者数などではライバル関係となっています。完全に合併しないことで、互いに競争心が生まれ、その結果として「中学受験塾」最大手となりました。
■日能研関東
会長:小嶋勇氏
社長:小嶋隆氏
売上高:84億600万円
校舎:37校(神奈川県・東京都・埼玉県)
<神奈川県> 日吉校、たまプラーザ校、新百合ヶ丘校、青葉台校、向ヶ丘遊園校、川崎校、センター北校
<東京都> 調布校、二子玉川校、旗の台校、八王子校、成増校、多摩センター校、巣鴨校、浅草橋校、中野坂上校、立川校、蒲田校、田無校、府中校、大井町校、自由が丘校、池袋校、明大前校、荻窪校
<埼玉県> 所沢校、南浦和校、川越校、大宮校、草加校、志木校、上尾校、川口校、新越谷校、春日部校、入間校、久喜校
1967年 日吉英数学園開設(現日吉校)
1973年 日吉能率進学教室に社名変更
1985年 売上高10億円突破
1986年 株式会社クリエィティブスタッフ設立(教務部門)
1989年 生徒数5千人突破
1992年 生徒数1万人、売上高50億円突破
1993年 株式会社アトラス、株式会社コアネット設立
1995年 日能研関東予備校に社名変更
2001年 教室数30校突破、横浜市都筑区に新本社ビル
■日能研(日能研本部)
社長:高木幹夫氏
売上高:120億2500万円(06年4月)
校舎:東京都・千葉県・神奈川県・茨城県49教室、北海道1教室
1953年 菊名小学学習教室開設(現菊名校)
1973年 日本能率進学研究会に社名変更
1979年 日能研公開模試開始
1987年 C.S.L(学習評価研究所)を設立
1989年 中学受験情報誌「合格レーダー(現・進学レーダー)」刊行
1993年 日能研に社名変更
1996年 通信教育「知の翼」開始
2002年 書店「ちえの木の実」オープン
2006年 株式会社日本エキスパートセキュリティを設立
■日能研関西
設立:1977年
売上高:40億円(2005年8月)
本部:神戸市中央区
校舎:21校
<兵庫県>元町校・学園都市校・鈴蘭台校・明石校・姫路校・岡本校・西宮北口校・宝塚校・川西校・塚口校
<大阪府>豊中校・上本町校・天王寺校・堺東校・高槻校・枚方校
<京都府>桂校・烏丸校・伏見校
<広島県>本部校・己斐校
■日能研九州
本部:福岡市中央区
校舎:
<福岡県>九州本部校(薬院)・西新校・大橋校・姪浜校・小倉校・久留米校
<熊本県>熊本校
<長崎県>長崎校
<大分県>大分校
<宮崎県>宮崎校
<鹿児島県>鹿児島校・谷山校・川内校
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